ヒグマの相次ぐ出没を受け、冬眠明けのクマを駆除する春期管理捕獲が札幌市で始まっています。
2023年から始まった春期管理捕獲は、市街地へのクマの出没を防ぐとともに、ハンターの育成を目指しています。
札幌市では2023年、クマの出没が相次いだ盤渓や西野地区などで、猟友会が必要に応じて捕獲します。
こうした春の捕獲事業は、春グマ駆除以来約30年ぶりです。
「銃を持った人間は自分たちにとってリスクがある相手だと、クマがわかってくれるといい」(北海道猟友会札幌支部 玉木 康雄 理事)
2023年、北海道内でのクマ目撃は過去最多となる4055件に上っています。