【北海道の天気 3/19(火)】“暑さ寒さも彼岸まで”春の彼岸が明けると寒さが緩む 週末は10℃予報も!
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆札幌の積雪
今年の冬は“後半ダッシュ型”かもしれません。
年明けまでは、雪が少ない状態でしたが、
2月後半から、周期的に大雪に見舞われ、
きょう19日(火)の積雪は71センチで、
平年より約20センチ、去年より60センチ以上も多い状態です。
ちなみに、去年は、20日に積雪がなくなりました。
今年の雪解けは、4月にずれこんでしまうかもしれません。
雪割りなどの工夫で、生活がしやすいように、町を整えておきましょう。
◆予想降雪量(~あす20日(水・祝)朝)
留萌から後志地方の日本海側で、最大5センチです。
札幌市内は、南区の山沿いで3~5センチです。
雪かきが必要な所はありませんが、路面は凍結し、滑りやすくなりそうです。
祝日の朝、移動には気を付けて下さい。
◆あす20日(水・祝)天気・気温
朝は雪の降る所があり、
オホーツク海側の山沿いは積雪が増える所がありますが、
日中は、全道的に晴れ間が出そうです。
春分の日を迎え、彼岸の中日にもあたります。
ただ、風は冬の冷たさが残り、日陰では寒いでしょう。
日中の気温は前日と同じぐらいで、
平年より低い状態が続きそうです。
◆札幌の10日間予報 20日(水・祝)~29日(金)
週末にかけて、日ごとに寒さが緩むでしょう。
根雪がなくなるまで、カウントダウンです
晴れる日が多く、春の日差しのまぶしさも感じられそうです。
来週後半は、低気圧が発達する可能性が出てきて、
予報が変わる可能性がありますが、平地では降るのも雨が中心で、
積雪が極端に増えることはないと思いますが、
最新の予報に注意をしていて下さい。
◆全道の週間予報 20日(水・祝)~26日(火)
21日(木)は、オホーツク海側で雪が降りそうです。
週末は、上空の寒気が抜けて、寒さが緩むでしょう。
最高気温が10℃を超える所もあり、4月の暖かさを先取りとなり、
道南では、早春の花が咲き始めそうです。
この先、雪解けのペースは加速していきますので、
大規模ななだれや、河川の増水など、融雪災害に気を付けて下さい。