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【動物愛護センター「あいにきた」開所式】全国初!建物を切り離し "被災地"へ移動可能 酪農学園大学内に設置

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 4月北海道江別市に犬や猫を保護する施設がオープンします。

 この施設は建物の一部を切り離して移動でき、全国で初めて被災地での動物保護に役立てることができるということです。

 「皆さん会いに来て下さい」

 4月オープンするのは道立の動物愛護センター「あいにきた」で、北海道に40ある保健所で引き取られた犬や猫を保護する施設です。

 元日に発生した能登半島地震では、避難生活が長引く中、ペットと一緒に避難できる場所が少ないことが大きな課題となりました。

 4月オープンするこちらのセンターは、5つの建物からできています。

 太陽光発電や蓄電機能を備えていて、一部を切り離してトレーラーで運ぶことで、被災地の動物を収容し保護することができるということです。 

 3月27日は4月のオープンを前に開所式が行われました。

開所式が開催

開所式が開催

 「北海道全体で機能を強化して、人と動物が共生する社会をしっかりと実現するために取り組んでいきたい」(北海道 鈴木直道知事)

 このセンターは酪農学園大学のキャンパス内に設置され30匹まで収容できます。

 治療やしつけをした後、新たな飼い主に譲渡することを目的としています。

 さらに、動物の医療センターや獣医学部のある大学と連携し、保護された犬や猫の治療や学生の実習の場として活用していくということです。

大学との連携も実施

大学との連携も実施

 道は4月から江別市のほか、北海道函館市と北海道北見市、十勝の音更町の合わせて4箇所に動物愛護センターをオープンさせます。


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