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【北海道の海に異変】留萌地方の特産品 "甘エビ" 原因不明の不漁続く…日本海側ではこの10年で漁獲量が約8割も減少 「はぼろ甘エビまつり」も中止に

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 北海道留萌地方の特産品、甘エビ。3月にエビかご漁が解禁されましたが、日本海側ではこの10年で漁獲量が8割減少するなど不漁が続いています。

ここ数年、漁獲量が減り続けている日本海側の「甘エビ」

ここ数年、漁獲量が減り続けている日本海側の「甘エビ」

 活きのいいピンク色の甘エビ。

 漁地元協によりますと増毛沖で4月15日に水揚げされた甘エビは約1トンで、ここ数年、不漁が続いているということです。

 中央水産試験場によりますと、北海道の日本海側でとれた甘エビの量は、この10年で約8割減少していますが、原因はまだ分かっていません。

甘くとろけるようなおいしさの「甘エビ」だが…

甘くとろけるようなおいしさの「甘エビ」だが…

 「ここ2、3年とくに減ってきてはいて。(3年前と比べて)半分以下には減ってますね。」(地元の漁師)

 甘エビの漁獲量日本一を誇った羽幌町では、十分な水揚げが確保できず2024年の「はぼろ甘エビまつり」の中止が決まっています。