【シジミ獲り74歳男】川で密漁姿を目撃され再三の出頭要請にも応じず10か月後に逮捕 「獲ったらダメだという看板を認識しておらず 獲っていいものだと思った」 自宅から200キロ離れた北海道網走川
川でシジミを密漁したとして、74歳の男が逮捕されました。
漁業法違反の疑いで逮捕されたのは、北海道旭川市の会社員の男(74)です。
男は2023年7月29日午前6時ごろから午前8時30分ごろまでの間、網走市大曲1丁目の網走川でシジミを密漁した疑いが持たれています。
当時男が川に入りシジミを獲っている姿を目撃した人から110番通報が寄せられていて、駆け付けた警察官も密漁の様子を目撃。
その場で男から事情を聴いた際、不法に獲ったシジミ約300個、2.5キロほどを所持していました。
警察は男から事情を聴くなど任意で調べを進めましたが、警察署へ出頭を求めても応じず、自宅訪問や電話でも促しましたが一切応じませんでした。
このため警察は事件から10か月近くが経過した5月13日に男を逮捕しました。
男は調べに「シジミを獲ったのは間違いない。獲ったらダメだという看板があることを認識しておらず、獲っていいものだと思った」などと話しています。
男はシジミの密漁のため約200キロ離れた自宅から川に訪れていて、警察は男1人での密漁とみて余罪なども調べることにしています。