刑務所から仮出所中に"豪遊"か…ホテルで無銭宿泊・飲食した39歳男を逮捕 「お金が足りないことは分かっていた」逃げたあと"仮出所取り消し"に 札幌市

　札幌市内のホテルで無銭宿泊したとして、刑務所から仮出所中だった男が逮捕されました。

　詐欺の疑いで逮捕されたのは39歳の無職の男です。

　男は札幌市中央区のホテルで、支払う意思も能力もないのに、およそ4万3000円相当の宿泊や飲食のサービスを受けた疑いです。

　男は事件前、3月31日まで2泊3日分の宿泊をネット予約していました。

　チェックアウト前に男は「もう1泊、させてほしいなどと」ホテル側に話して延泊。

　しかし4月1日に男が行方不明となり、ホテル側が男へ支払いを求める連絡を取ったところ、男は払う意思を示したものの、5日には完全に連絡が途絶えたため、警察に被害を届けました。

　その後、警察が調べたところ、男は札幌市内の刑務所に収容されていて、仮出所期間中にホテルに宿泊していたことが判明。

　さらにホテルから姿を消した後、男は仮出所が取消となり、再び収容されていたことも分かりました。

　男は調べに対し「お金が足りないことは分かっていた」などと話しています。

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