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函館市の「南茅部地熱発電所」内部を公開 200度以下の地熱でも発電可能な"バイナリー方式"は国内最大規模 年間約1万3600世帯分の電力まかなえる

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 オリックスが5月から函館市内で運転を開始した「地熱発電所」の内部が公開されました。

 5月29日に内部が公開されたのは、函館市臼尻町で1日から運転を開始した南茅部地熱発電所です。

函館市臼尻町で1日から運転を開始した南茅部地熱発電所

函館市臼尻町で1日から運転を開始した南茅部地熱発電所

 200度以下の地熱でも発電ができる「バイナリー方式」を採用していて、この方式では国内で最大規模です。

 年間の発電量は最大5694万キロワットアワーで、一般家庭約1万3600世帯が1年間で使う電力をまかなえるということです。

 「半導体工場の建設も進んでいるので地熱のような発電所を造ることは非常に重要」(オリックス 高橋 英丈 専務執行役)

 北海道の地熱発電所としては森町の発電所に次ぐ規模となります。