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【また名寄市でヒグマ】食肉処理場の外…未明に侵入「防犯カメラを確認したらクマが」 1つ100キロほどの麻袋からゴミ散乱 なかには肉に触れた使い捨てのエプロンや手袋が 5月も牛の皮荒らされる 北海道

事件・事故 社会 友だち追加

 また北海道名寄市でクマが出没しました。

荒らされた麻袋

荒らされた麻袋

 食肉処理場の外に置かれた使い捨てのエプロンや手袋など肉に触れた廃棄物が荒らされました。

 敷地内に散乱するごみ。

 6月7日午前2時30分ごろクマが侵入して荒らしました。

 「クマに荒らされた麻袋は引き裂かれ中が見えます。生臭い臭いがしてハエがたかっています」(古沢哲也記者)

 クマが出没したのは名寄市日進の食肉処理場です。

 7日午前6時40分ごろ「ゴミが荒らされ、防犯カメラを確認したらクマが映っていた」と出社した従業員が警察に通報しました。

 狙われたのは外にあった重さが1つ100キロほどある麻袋。

 クマが引きずり、一部が引き裂かれていました。

 中には肉の梱包材のほか使い捨てのエプロンや手袋など肉に触れた廃棄物が入っていました。

 この現場では5月31日も外にあったブルーシートで覆っていた牛の皮が荒らされました。

住民の声

住民の声

 クマが夜間に侵入して荒らしたとみられています。

 相次ぐ被害に地元では…。

 「鈴はいつも持っています畑にいるときも」

 「(食肉処理場は)名寄川の堤防に近い。去年からウォーキングはしていない」

 「やっぱり怖いですね。朝と夕方は極力散歩をその時間帯はやめている」(いずれも住民)

 警察は肉のにおいなどに執着した同じ個体のクマが相次いで荒らしたとみて警戒を強めています。