北海道北見市でグライダーが着陸に失敗した事故で、現地に入った国の運輸安全委員会の事故調査官が「機体に損傷があったと見受けられない」と話しました。
この事故は7月14日、北見市でグライダーが着陸に失敗し、操縦していた21歳の女子大学生が脊椎を骨折する重傷を負ったものです。
この事故を受けて16日朝、国の運輸安全委員会の航空事故調査官2人が現地入りし、機体や滑走路などを調べました。
「(機体に)損傷があったという形では見受けられない。現時点で断言できないが、総合的に見ていきたい」(運輸安全委員会 航空事故調査官)
事故調査官は今後1年以内に事故原因に関する報告書をまとめ公表する方針です。