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岩と岩の間に“クロスズメバチの巣 ” 遠足中の保育園児9人が刺される…巣の付近には全長2センチの数百匹を確認 園児は病院搬送も軽症 北海道苫小牧市

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■「幼児が数名ハチに刺された」と通報

クロスズメバチの一種(提供:札幌市保健所)

クロスズメバチの一種(提供:札幌市保健所)

 北海道苫小牧消防によりますと、7月17日午前10時40分ごろ、苫小牧市末広町3丁目付近で「幼児が数名ハチに刺された」と関係者から通報がありました。

 9人が病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり、軽症とみられています。

■“岩と岩の間にクロスズメバチの巣” 遠足中の園児9人が刺される

園児がハチに襲われた現場付近

園児がハチに襲われた現場付近

 苫小牧市などによりますと、9人はいずれも市内の保育園児で、当時、遠足中で市内の公園を訪れていました。

 園児がハチの襲われた場所は公園の噴水付近でした。50メートルほど離れた地面の岩と岩の間には、クロスズメバチの巣が1個あったということです。巣の付近では全長2センチほどのクロスズメバチ数百匹が確認されました。

■クロスズメバチの巣を駆除も…19日まで現場周辺を閉鎖

園児がハチに襲われた現場付近

園児がハチに襲われた現場付近

 ほかの園児たちは苫小牧市総合体育館に避難しています。駆除業者が薬剤のスプレーで巣の駆除を行いましたが、駆除できなかったハチが付近で飛んでいる可能性があるため、苫小牧市は7月19日まで現場周辺を閉鎖する予定だということです。