【SUP(サップ)してたら漂流】「風と波が強くて戻れなかった」40代男性 ボードに座り "湖面で一夜を過ごす" 明け方になって自力で生還 ケガなし ウエットスーツなど着用 北海道弟子屈町の屈斜路湖
北海道東部の弟子屈町の屈斜路湖で、川や海をボードに乗って楽しむスポーツ、SUP(サップ)をしていた40代男性が遭難しましたがその後救助されました。
風や波の影響で身動きがとれなかった男性は湖面で一夜を過ごしたということです。
一時行方が分からなくなったのは、美幌町に住む43歳の男性です。
警察によりますと、7月16日午後7時40分ごろ「朝からSUPに行くと言って帰ってこない」と男性の親族から110番通報がありました。
男性は16日午前10時から弟子屈町の屈斜路湖でSUPをしていて、連絡が取れなくなりました。
通報を受けて警察が捜索していたところ、17日午前5時30分ごろ、男性は発見され無事救助されました。
警察によりますと、男性は16日朝、和琴半島から出発し、屈斜路湖の真ん中に位置する中島を時計回りに周ろうとしたところ、風が強く波も荒れため、出発地点に戻れなくなりました。
その後、男性はボードに座るなどして、湖面で一夜を過ごしたということです。
風や波が落ち着いたため17日明け方に和琴半島に戻ったところ、救急隊に発見されました。
男性はウエットスーツなどを着用していて、ケガなどはありませんでした。
男性は1人で現地を訪れていて「レジャー目的でSUPしに来た。風と波が強くて戻れなかった」と話しています。