週間番組表

MENU CLOSE
検索

“雌雄同体” の甲殻類を「ランマ」と命名 「らんま1/2」にちなむ 大学院生が新種発見 小学館も許可 「らんま1/2」は10月から完全新作アニメ

道内経済 友だち追加
新種「ランマ アプセウデス」(左が前方)提供:角井敬知 講師

新種「ランマ アプセウデス」(左が前方)提供:角井敬知 講師

 エビやカニの仲間である甲殻類の新種が見つかり「ランマ アプセウデス」と命名されました。

 名前の「ランマ」は、この新種が“雌雄同体”であることからマンガ「らんま1/2」にちなんでつけられたということです。

 この新種は体長3ミリから7ミリの甲殻類で、2009年に名古屋港水族館の水槽から採取されました。

 これまで北海道大学の研究室で飼育され様々な研究がされてきましたが、同大学大学院理学院の修士2年生・松島吉伸さんと同大学院理学研究院の講師・角井敬知さんの研究により新種と分かり7月25日に学術雑誌で発表されました。

 体のトゲの数や位置により、新種と判明したということです。

 この個体は雌雄同体で、1個体でも産卵し子どもをつくれます。

 そのため松島さんが、マンガ「らんま1/2」で水をかぶると女性になりお湯をかぶると男性に戻る主人公・早乙女乱馬にちなんで「ランマ アプセウデス」と命名しました。

 作品の権利を持つ小学館から許可は得ています。

 「らんま1/2」は、10月から完全新作アニメが放送されることが決まっています。