三連休最終日は行楽日和 冷え込み強まり「けあらし」発生 大雪山系では紅葉見ごろ 動物園のシロクマたちは日向ぼっこ 北海道
三連休最終日の9月23日は北海道各地で行楽日和となりました。動物園のシロクマたちも日向ぼっこ。愛らしい姿を見ようと来園者が列を作っていました。
午前5時、朝日に照らされるとあたりには幻想的な光景が広がりました。北海道南部の七飯町大沼では、冷たい空気が水蒸気を冷やすことでできる「けあらし」が現れました。
9月23日の北海道は冷え込みが強まり、最低気温が幌加内町朱鞠内で1.1度を観測するなど、北海道の8割以上にあたる142地点で気温が1桁となりました。
三連休最終日は各地で秋晴れです。
「大雪山系黒岳の山頂です。たくさんの登山客が集まっているのがわかります。黒岳の木々は赤や黄色に色づいています」
先週末、初雪と初冠雪を記録した大雪山系黒岳。ここ数日の寒さで、紅葉前線は6合目付近まで進んでいて、ダケカンバやナナカマドが山肌を鮮やかな赤や黄色に染めています。紅葉はあと1週間から2週間ほどで、麓の温泉街へと駆け下りていきます。
札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園ではコスモスが見頃です。赤や白、ピンクなど約70万本のコスモスが秋風に吹かれながら、かれんな姿を見せていて、訪れた人はガーデン一面に咲いたコスモスを写真に収めていました。
「すごくかわいくて、きれいだなって。お散歩楽しかったね？」
「たのしかった」
「（Q：何色のコスモスが好き？）ピンク」
「すごくきれいだなって。秋を感じる」
「ちょっと涼しくなったので（犬も）歩きやすいし良いんじゃないですかね」（いずれも札幌市民）
「めっちゃきれいだった」
「いろんな色があって鮮やかで良い色だなと思いました」
「思い出作りになりました」（いずれも北広島市から来た子どもたち）
コスモスは9月いっぱい楽しめるということです。
