【知床の観光船沈没事故】逮捕された運航会社社長の身体拘束に弁護士が"異議"唱え『特別抗告』 「証拠隠滅や取り調べ拒否ならわかるがなぜ必要が」 北海道
北海道知床沖で観光船が沈没した事故で逮捕された桂田精一容疑者(61)の弁護士が、釈放を求めて裁判所に特別抗告しました。
2022年4月、知床沖で観光船KAZU1が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明となった事故で、2024年9月18日に逮捕された運航会社「知床遊覧船」の社長・桂田精一容疑者。
海上保安庁は「証拠隠滅の可能性が排除できない」として逮捕に踏み切り、釧路地検が9月20日、釧路地裁に勾留を請求し、許可されていました。
これに対し桂田容疑者の弁護士が9月20日、釈放を求める準抗告を裁判所にしたものの棄却され、翌日特別抗告したことを24日明かしました。
「直前に証拠隠滅を疑う行為や、取り調べを拒否することがあったなら分かるが、なぜ身体拘束する必要があるのか」(桂田容疑者の弁護士)