脚本家・倉本聰さんの新作映画が完成し、10月13日、札幌市で記者会見が開かれました。
映画「海の沈黙」は小樽市が舞台で、倉本さんが35年ぶりに映画の脚本を手がけました。
本木雅弘さん、小泉今日子さんらが出演し、小樽運河など道内各地でロケが行われています。
映画は美術品の偽物がテーマで、約60年前に実際に起きた事件がモチーフになりました。
「(偽物だと)皆が美という価値を下げてしまう。どうにも僕は納得いかなくて、それ以来60年間なんとかどういう形でもいいからドラマにしたいなと」(倉本聰さん)
「海の沈黙」は11月22日公開です。