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【連続窃盗事件】なぜクレーン付きトラックばかり狙うのか? 実行役とみられる“35歳アフガニスタン人の男” 逮捕…すでに逮捕された同郷の4人と共謀 被害額『約1300万円』 北海道札幌市

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アフガニスタン国籍の35歳男を窃盗の疑いで逮捕した北海道警北署(札幌市)

アフガニスタン国籍の35歳男を窃盗の疑いで逮捕した北海道警北署(札幌市)

 時価総額約1300万円相当のクレーン付きトラックなどを盗んだとして、自称・千葉県に住むアフガニスタン国籍の男(35)が逮捕されました。

 男は共犯者と共謀し、2024年3月12日午後7時50分ごろから13日午前0時10分ごろまでの間、江別市江別太の会社敷地内で、クレーン付きトラック1台と車両用部品103点(時価計約651万3500円相当)を盗んだ疑いがもたれています。

 さらに、12日午後10時40分ごろから13日午前0時40分ごろまでに、岩見沢市志文町の会社敷地内で、クレーン付きトラック1台と軽乗用車3台(時価計約718万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

 道内では4月以降、クレーン付きトラックなどが盗まれる事件が相次いでいて、警察はこれまでに指示役の1人を含むアフガニスタン国籍の男ら4人を逮捕しています。

 警察はトラックを盗み出す手口は捜査中としていますが、被害にあった江別市の会社の敷地内には、無施錠で鍵をさしたままのクレーン付きトラックなどもあったといいます。

 逮捕した4人の供述などから男の関与が浮上し、10月30日に逮捕されました。警察は男の認否を明らかにしていません。

 2つの現場の犯行時間帯に男がどのようにして事件に関与したのか、警察が詳しい調べを進めるとともに、ほかに共犯者がいないか捜査を続けています。