無事に年越しを願って… 生活困窮者・ひとり親世帯を支援しようと食料品を無料配布 約300セットが4時間で無くなる 受け取った男の子は「きょうだいに分けて食べれることがなんかうれしい」
物価高が続く中、生活に困った人などが無事に年越しできるようにと12月29日、札幌で食料品の無料配布が行われました。
会場の前には長い列ができました。
食料品の無料配布は、生活困窮者やひとり親世帯、高齢者などを支援しようと、札幌の社団法人が4年前から毎年行っています。
今回も企業やメーカーから提供された野菜やパンなどが用意されました。
「かなり(生活が)厳しいので、子どもも多いとやっぱり食べるんで助かります」(幼い子の母親)
「(Q:何が一番うれしい?)もらえること自体がうれしいです。きょうだいいるんですけど、きょうだいに分けて食べれることがなんかうれしい」(男の子)
用意した約300セットは、4時間ほどで無くなりました。
主催した社団法人は、企業などに協力を呼びかけています。