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■明日24日から「マイナ免許証」運用開始<マイナンバーカードと免許証が一体化>免許更新で"オンライン受講"可能などのメリットも!一方で、マイナンバーカードの更新が近い人は注意が必要です

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■マイナ免許証のメリットとは

「保険証」だけでなく「免許証」も

「保険証」だけでなく「免許証」も

 3月24日からマイナンバーカードと免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用が始まります。


 「マイナ免許証」はマイナンバーカードと運転免許証を一体化したものです。マイナンバーカードのICチップに免許証番号や顔写真などの情報を記録します。「マイナ免許証」を取得するか、従来の運転免許証を持つかは選択することができ、両方とも持つことも可能です。

 「マイナ免許証」には大きく分けて以下の4つのメリットがあります。

 ●住所変更の簡略化
 住所・氏名の変更手続きがワンストップ化され、市町村に届け出れば警察への変更届が不要となります。

 ●オンラインで免許更新時の講習が受講可能(優良・一般運転者講習のみ)
 免許の更新時講習をパソコンやスマホで自分の好きな時間・場所で受講することが可能になります。(※その他の申請や視力検査などの更新の手続きをするためには、これまで通り運転免許試験場や警察署などに行く必要あり)

 ●住所地以外での更新が迅速化・申請期間延長

 ●更新手数料が安い
「マイナ免許証」は従来の運転免許証と比べて更新手数料が安くなります。

■注意すべき点とは

あなたの選択は?

あなたの選択は?

 一方で、注意すべき点も…


 「マイナ免許証」には「マイナンバーカードの有効期限」と「運転免許証の有効期限」が別々になっています。有効期限が迫る場合は、それぞれ更新手続きが必要ですが、現在のシステムではマイナンバーカードの方を更新すると免許証情報が引き継がれず、再び警察署で一体化の手続きをしなければなりません。

 警察はマイナンバーカードの有効期限が近付いている方はマイナンバーカードを更新した後に「マイナ免許証」を取得するよう呼び掛けています。

 さらに、「マイナ免許証」には免許種別や有効期間などの免許情報が表記されないため、「マイナ免許証」に記録された免許情報を読み取るには、マイナポータルにログインするか、パソコンやスマートフォンから「マイナ免許証読み取りアプリ」をインストールして確認する必要があるということです、

 この「マイナ免許証」の運用開始に伴い、きょう3月23日(日)はシステムの動作確認等のため、全国の運転免許試験場などで免許更新の手続きができなくなります。

 「マイナ免許証」の取得は、明日24日から住所地の運転免許センターや一部の警察署で行うことができます。手続きの際には「運転免許証」と「マイナンバーカード」、マイナンバーカードの署名用電子証明書の暗証番号(6~16桁)が必要です。注意事項など詳しくは警察庁などのHPをご確認ください。