路上にしゃがんだ女性の後ろから「無言で抱きつきカラダを触る」現場から逃走した42歳男を不同意わいせつ容疑で逮捕―報道を見て警察に出頭「体を触ったが抱きつくなどした記憶がない」北海道札幌市

不同意わいせつの疑いで男を逮捕した北海道警白石署（札幌市）

　北海道札幌市の路上で4月5日、しゃがんでいた女性が後ろから抱きつかれ、わいせつな行為をされた事件で、警察は逃走していた42歳の男を逮捕しました。

　不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む42歳の調理師の男です。

　男は5日午前0時ごろ、札幌市白石区南郷通20丁目南の路上で、面識のない20代の女性にわいせつな行為をした疑いが持たれています。

　警察によりますと当時女性は1人で友人宅に向かっている最中、路上でしゃがんだ際、男に無言で突然後ろから抱きつかれ体を触られました。

　女性は男を振り払って男を追いかけましたが転倒。膝に擦り傷を負いました。

　男はそのまま現場から逃走し、当時警察は男について「約170センチで細身、黒色のジャンパーと黒色の細身のズボン着用」と特徴を公表し、行方を追っていました。

　そして事件翌日の6日、男は自ら警察署を訪れて自首。「事件の報道を見て自首した」などと話していて、警察が裏付け捜査を重ねて8日に男を逮捕しました。

　調べに男は「体を触ったが抱きつくなどした記憶がない」などと容疑を一部否認しています。

　警察が男の動機などを引き続き調べています。