【サクラ前線北上中!】札幌&函館は?午前・午後ともに“開花発表ならず”…標本木は咲かなくても日当たりのよい場所ではエゾヤマザクラが咲き始める_知事公館も開放始まる〈北海道〉
「いま観測来てましたが残念ながら1輪も咲いていなかった」(札幌管区気象台職員)
「状況としては午前中1輪も咲いていない(函館地方気象台職員)
4月22日午前は、札幌と函館市の気象台では開花が宣言されなかったサクラ。午後は…
「このあと午後3時30分から再び、標本木の確認が行われます。これで5輪以上花が開いていれば開花発表となるんですよね。いまぐるりと1周じっくり見ていますね」(千須和侑里子アナウンサー)
「残念ながらまだ1輪も咲いているのは確認できていません。そんなに咲きそうなつぼみも多くないので、ちょっとまだ時間かかりそうな感じはしますけれど」(札幌管区気象台の職員)
一方、函館のサクラの名所・五稜郭公園でも…
「きょうの開花はまだ5輪咲いていなかったので、開花は発表はしません。明日からちょっと天気が悪くなるので、咲くかどうかはわからない」(函館地方気象台の職員)
4月20日、北海道南部の松前町で、サクラの開花が発表されたものの、サクラ前線の北上が足踏み状態となっている北海道。
22日の札幌は日差しもあり、平年を2度ほど上回る15.6度と気温が上昇しましたが、標本木のソメイヨシノは開花宣言とはなりませんでした。
ただ場所によっては、すでに開花しているサクラがありました。
「円山公園の坂下野球場の来ています。こちらは、エゾヤマザクラ濃いピンク色の花が咲いてる!咲いてる開きかけていますよ!ようやく春を感じられますね」(千須和アナウンサー)
日当たりの良い場所など、条件のいいところでは咲き始めているサクラを発見。
2025年も円山公園内での火の使用はできませんが、26日から5月6日まで、仮設トイレなどを設置し花見期間の特別対応をするということです。
また、35本のエゾヤマザクラがある札幌市中央区の知事公館では、年々早まるサクラの開花にあわせ、例年より1週間早く、4月21日から庭園の無料開放をスタート。
多くの人が訪れていました。
「(今季)はじめてのサクラです。お天気も良いので出掛けてきました」
「(生後)2か月です。うれしいですね、お散歩もしやすくなったので」(いずれも札幌市民)
函館も札幌も一部ではサクラの開花の便りが届いていますが、肝心の標本木の開花は進まず…。春の便りはいつ届くのでしょうか。