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あの銀行がホテルになっちゃった リノベーションで大変身 重厚な雰囲気がたまらない 北海道・函館市

2017年5月19日19:00
 昔の古い建物を再生し、新たな用途に活用する「リノベーション」と言われる手法が、最近注目を集めています。そんななか、北海道函館市では、築85年にもなる歴史的な建物が新たにホテルとしてよみがえりました。

 歴史的な建物を新たに活用するリノベーション。

 北海道内でも盛んに行われ、札幌市では2016年、約90年前に作られた図書館が、菓子店としてよみがえり話題となりました。

 このリノベーションの手法を活かした新たなホテルが、函館市の観光スポットにも誕生しました。

 ホテル運営会社 金子啓太さん:「当時をそのまま残している。(外観の)模様は85年前と変わらない」

 5月26日オープンするホテル「ハコバ函館」。かなり重厚そうな作りの建物ですがもとは何だったのでしょうか。その答えは入り口付近にありました。

 ホテル運営会社 金子啓太さん:「銀行で使われていた看板です」

 なんとこの建物、1932年に銀行として建てられたものでした。看板は70年前に取り付けられたとみられ、共用スペースには、いかにも銀行らしい痕跡が…。

 ホテル運営会社 金子啓太さん:「シャッターがあります。クランクを回して、開閉をしていたと思われます」

 さらに部屋の中には…。

 ホテル運営会社 金子啓太さん:「特徴的なのが梁。寝室で陰影が浮かび上がる」

 元は銀行だけに、重厚感あふれる室内。ツインルームなど20部屋が作られました。建物の構造をそのまま生かしたため、同じ部屋は一つとしてありません。

 そしてこのホテル、実はもう一棟あるんです。この赤レンガの建物は約30年前に建てられた美術館です。こちらはリーズナブルに、長期滞在したい人向けの造りとなっています。

 ホテル運営会社 金子啓太さん:「自由に使えるシェアキッチン」

 旅行者同士が持ち寄った食材で、料理をしつつ交流することも可能です。最上階の一番いい場所を共用スペースにしたため、外に出れば屋上は函館港を望める絶景スポット。夏は、目の前に花火が上がります。

 ホテル運営会社 金子啓太さん:「空間を素敵にするのがリノベーション。函館の楽しみ方を広げて、思い出をつくってほしい」

 歴史の重みを味わえる古くて新しい函館のホテル。7月に開催される函館マラソンの前後は、すでに満室だということです。

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