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新人看護師の自殺は「長時間労働による"うつ"」 国は「業務のせいでない」対立続く 札幌地裁

2017年8月4日19:55
 札幌市の新人女性看護師が自殺したのは、長時間労働などでうつ病を発症したのが原因だとして、遺族が労災認定を求めている裁判で、国側は争う姿勢を崩しませんでした。

 訴えているのは、2012年、札幌市豊平区の病院に勤務し、2012年12月に自殺した新人看護師、杉本綾さん(当時23)の母親です。

 母親は、綾さんが自殺したのは、長時間労働などでうつ病を発症したことが原因だとして、国に労災認定を求めています。

 札幌地裁で8月4日に開かれた第3回の口頭弁論で、被告の国側は、勤務時間に含まれない、自宅での持ち帰り仕事の一部を、時間外労働と認めたものの、「自殺の原因は、業務のせいではない」などとして、争う姿勢を崩しませんでした。

 杉本綾さんの母親:「急性期の病棟で勤務する看護師の労働を、まったくご存じない。それで労災認定されなかったのは、そもそもおかしいのではないか」

 次回の裁判は10月で、うつ病の発症時期などを巡り、審理される予定です。

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