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【JR北海道】2024年春のダイヤ改正…経費節約で“無人駅”238のうち5つ廃止へ 除雪・保守点検作業で1駅あたり年間約100万円の維持費

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2024年春のダイヤ改正で廃止されるJR石北線愛山駅(北海道愛別町)

 厳しい経営が続いているJR北海道は2024年3月16日から実施するダイヤ改正で、5か所の無人駅を廃止すると発表しました。

 JR北海道が2024年春のダイヤ改正で廃止する無人駅は、石北線・愛山駅(愛別町)、宗谷線・初野駅(美深町)、宗谷線・恩根内駅(美深町)、石勝線・滝ノ上駅(夕張市)、函館線・中ノ沢駅(長万部町)です。

 JR北海道によりますと無人駅は全道に238駅ありますが、除雪や保守点検の作業のため、1駅あたり年間約100万円の維持費がかかっているということです。

 経費を節減するため、2016年以降、過去5年の乗客が1日平均3人以下の駅を対象に廃止の検討を進めていて、2023年3月までに50の駅を廃止しました。

 JR北海道は今後も学生が利用しているかどうかや、代替の交通手段があるかなどを調査し、自治体の同意を得た上で廃止を決める方針です。


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