5人が死亡した北海道八雲町でのトラックと高速バスの事故 半年たち警察官や町職員らが黙とうを捧げた ドライバーらに交通安全呼びかけた

　北海道南部の八雲町でトラックが都市間高速バスに衝突し、5人が死亡した事故から12月18日で半年となります。現場では関係者らが犠牲者に黙とうを捧げました。

　「黙とう！」（警察官）

　事故発生時刻の正午ごろ、警察官や八雲町の職員ら26人が犠牲者に黙とうを捧げました。

　この事故は2023年6月18日、八雲町の国道5号線でトラックが高速バスに衝突し、双方の運転手と乗客のあわせて5人が死亡、12人が重軽傷を負ったものです。

　事故から半年の12月18日、現場では八雲警察署の署長が献花したほか、電光掲示板や発炎筒を使ってドライバーに交通安全を呼びかけました。

　「この死亡事故を風化させることなく、関係機関と協力しながら死亡事故抑止を進めていきたい」（八雲警察署 林 芳由紀交通課長）