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在留外国人最多322万人超 でも"ふるさと納税"利用者わずか…北海道洞爺湖町 東京の女子大生&テレビ局勤める中国人の視点で返礼品プロモーション動画制作

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 日本に住む外国人にふるさと納税を活用してほしいー。16年前にサミットが開かれた北海道の洞爺湖町がプロモーション用の旅動画を制作しました。

 洞爺湖の絶景や温泉、グルメを紹介していて、「ホテル編」と「街歩き編」の2種類を用意し、洞爺湖町の公式YouTubeで公開しています。

 東京から移住して地域おこし協力隊として活動する女子大生2人や北海道のテレビ局UHBで働く中国人が、出演しています。

 ふるさと納税の返礼品の宿泊券や温泉街で使えるチケットを利用して旅を満喫。冬の絶景スポットを乗馬でめぐるツアーなど楽しみ方を提案しています。

 法務省によりますと、在留外国人は去年6月末現在322万3858人。前年同期比で約14万人増え過去最多を更新しています。

 しかし、ふるさと納税を利用している在留外国人は少なく、制度の利用が広く知られていないのが現状です。

 洞爺湖町の担当者は「海外の方々に人気の温泉ホテル宿泊券やアクテビティ利用券が町の返礼品には充実している。ぜひ活用してほしい」と話しています。

 このプロジェクトは、洞爺湖町に加え、外国人からの視点で北海道の観光資源の魅力を発掘・発信している「プレミアム北海道」やUHBが連携しています。

 ※動画は乗馬の絶景スポットツアー(提供 洞爺湖町)