"元請け業者"が"下請け業者"に暴行…顔を殴り足をドアで挟むなどしたとして傷害容疑で逮捕 調べに対し「除雪をしていなかった」 北海道小樽市
除雪を請け負った会社を経営する男が、下請け業者の男性2人を殴るなどしケガを負わせたとして傷害と暴行の疑いで逮捕されました。調べに男は「除雪をしていなかった」などと話しています。
逮捕されたのは北海道小樽市緑1丁目に住む、66歳の会社経営者の男です。
男は2月27日午後6時ごろ、小樽市に住む30歳の会社員男性の頭を手で殴ったほか、足を車両のドアで挟む暴行を加え、頸椎ねん挫と左ひざの打撲を負わせた傷害の疑いです。
また別の33歳の会社員男性の胸倉をつかんで押し付けた暴行の疑いがもたれています。
警察によりますと、経営者として除雪を請け負っていた男は、下請け業者の除雪を発注していました。しかし除雪をしていなかったとして、下請け業者の男性2人に暴行を加えたとみられています。
警察の調べに男は「殴ったことと胸倉をつかんだことは間違いないが。車両のドアで足を挟んだことは覚えていない」などと容疑を一部否認しています。
警察は男から事情を聞くなど詳しい経緯を調べています。