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また北海道南部でイワシ大量漂着…今度はせたな町 「原因は不明 持ち帰らないで」

事件・事故 社会

漁港に漂着したイワシ(提供 せたな町)

 北海道南部、せたな町の港と海岸で死んでいるイワシが漂着しました。

 1月10日午後4時ごろ、せたな町北檜山区太櫓の鵜泊漁港太櫓分区で付近をパトロールしていた民間業者が「イワシが漂着している」と役場に連絡しました。

 せたな町によりますと、イワシは漁港内と付近の海岸約1キロに渡ってみられるということです。

海岸に漂着したイワシ(提供 せたな町)

 町では2021年12月にも、せたな町大成地区の平浜漁港に6.7トンのイワシが漂着。詳しい数はまだ分かっていませんが、今回は当時よりも多くイワシが漂着している可能性があるということです。

 漂着した詳しい原因が分かっていないため、町ではイワシの持ち帰りは控えるよう呼びかけています。

海岸に漂着したイワシ(提供 せたな町)

 今後、町と道は職員による手作業でイワシの撤去を行ない、早ければ12日から回収作業を開始したいということです。

 北海道では去年12月7日、函館市浜町付近の海岸で約1100トンの死んでいるイワシが発見され、同月13日には江差町の江差追分漁港五勝手地区でも約1.5トンのイワシが漂着しました。