ママの“家事負担”を軽減 料理の“作り置き”代行サービス…時間や心に余裕がないとき 「頼る勇気」を出して乗り切る
6年間、札幌市などの鮮魚店に勤めていたのぞみさん。子どもにもっと魚を食べてほしいと、メニューには必ず魚料理を入れています。
この日は、カツオのたたきを酢豚風に仕上げました。最後に、寝かせておいた鶏むね肉を調理します。子どもがよくかんで食べるよう、切り方にも一工夫。
出張シェフ 青柳 のぞみさん:「切るときに、平たく大きくというのがこつ。口を大きく開けなくても入るが、一口では食べられない大きさ。丸のみせず、かむ練習ができる」
焼く前に片栗粉をまぶすことで、しっとり、やわらかに仕上がりました。10品のできあがりです。
利用者:「きょうもおいしそう」
利用者:「これ絶対、いっぱい食べる!」
出張シェフの料金は材料費のほか、3時間1万2500円から。別途、交通費がかかります。
利用者:「私は料理があまり好きではなく苦手。これがあるだけで心の余裕になる。何でも自分で頑張らなければならないと思いがちだが、私が負担だと思っている料理をこんなにうれしそうにやってくれる人がいることに感動。それなら好きな人に頼んだら、お互いに良いのではないか」
のぞみさん自身も5歳と2歳の男の子のママ。子育ての経験を生かして、忙しいママの手助けをする方法を考えています。
出張シェフ 青柳 のぞみさん:「無理せず、頼れるところは頼る。人に頼るのが嫌なら自分が楽になる方法は何か、視点を変えていろいろ自分に合った方法を見つけてほしい」
食事を作る負担を軽減してくれる、こんなお店も。札幌市東区の「カフェ・ヴォイズ」です。