9月1日は「防災の日」必要なのは"女性・子ども目線"の防災対策…すごろく・アイブロウペンシル・黒いごみ袋
チームくしろ防災女子 金子 ゆかり 代表:「赤ちゃんがいると持ち物が多いと思うんですけど、さらに家族分の水を背負っていくのは到底できるものではないと感じて、気になったんですよね」
東日本大震災では避難所での性暴力、生理用品や育児用品の不足、着替えや授乳のための場所がないなど、女性や子どもに関する避難所での問題が次々と明らかになりました。
自治体の防災計画を決める会議について、国は女性委員の割合を30パーセントにする目標ですが、北海道ではまだ4%にすぎません。
チームくしろ防災女子 金子 ゆかり 代表:「当事者でないと気づかないことがたくさんあるので、防災の担当者に女性を入れる、会議の中に女性を入れるというのがとても重要なことなのではないかなと感じています」
災害時、誰もが安心して避難できるように、女性や子どもの視点を取り入れた防災対策が求められています。
【チームくしろ防災女子「災害0次の持ち出し品」】
・黒いごみ袋
・生理用品
・おしりふき
・ホイッスルライト
・ポリ袋
・ソーイングセット
・オーラルケア用品
・スキンケア用容器
・ばんそうこう
・ネームホルダー&カード(カードには名前や緊急連絡先など自分の情報を記載する)
・消毒液
・非常食(チョコえいようかん)
・アイブロウペンシル
・チャック付き小袋
・手ぬぐい
・体温計
・拡大鏡
・ポンチョ
・携帯トイレ
・防災すごろく
・ポーチ
「外出中に災害が起きても大丈夫なように、日頃から持ち歩けるような大きさにしました。自分やご家族にあわせてカスタマイズして作ってみるとといいと思います」(チームくしろ防災女子 金子ゆかり代表)