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気球で“宇宙旅行” 2024年夏にも実現へ… 1人2400万円するも「訓練なし」計4時間の未体験“絶景旅” 将来は200万円台が目標 北海道

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2人用のキャビン

2人用のキャビン

 2022年10月にはパイロットが乗り込み、気球は高度10,000mまで到達しました。

 操縦はパイロットが行い、乗客には特別な訓練の必要がありません。

 2022年2月から乗客5人を募集しましたが、1人2,400万円という費用にも関わらず希望者は募集枠を上回りました。

 4月4日、新得町から打ち上げられた気球の位置をスタッフがGPSで確認しています。

 気球は北東に流されていました。迎えに行きます。

 離陸から1時間後…

 着陸したのは出発地点から約40km離れた上士幌町の公園でした。

 風に左右される気球は、着陸する場所を事前に決められません。

 「よくここに降りれたよね」(岩谷技研 スタッフ)

 「そのぐらいのことがないとお客さん乗せられない」(岩谷技研パイロット 三木将貴さん)

 パイロットの技術で建物がない安全な場所を狙って降りてきていました。

 試験の結果も問題はなかったということです。

 「2024年夏には間違いなくお客さんを乗せられると考えています。今、不景気とかいろいろありますけども、子供たちが我々を見てやる気になれば日本もどんどん良くなると思いますので、そういったきっかけになればいいなと思っています」(岩谷技研パイロット 三木将貴さん)

将来は200万円台へ

将来は200万円台へ

 気球による宇宙旅行の実現まであと少しです。