"献花"の受け付け終了…知床沖で乗客乗員26人犠牲になった観光船の沈没事故から2年 「2600件余りの花」捧げられる 北海道斜里町
2年前、北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故をきっかけに斜里町で行われてきた献花の受け付けが、5月6日で終了します。
この事故は2022年4月23日、知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没し、乗客乗員20人が死亡、6人が行方不明になったものです。
事故以来、全国から花や手紙などが寄せられ、町は献花台を設置して対応してきました。
町によりますと、4月27日までに2647件の花が捧げられたということです。4月23日に2年を迎えたのを機に、献花台を町役場のウトロ支所へ移設し、大型連休中は「道の駅うとろ・シリエトク」で受け付けてきました。
花の受け付けは5月6日で原則終了しますが、町は7日以降は、希望する人に対しては役場とウトロ支所での受け付けは可能だとしています。