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「デメリットばかり…」混乱を呼ぶ”宿泊税” 北海道が5月中にも全自治体へ説明会 「税収の使途と明確なビジョンが必要」と専門家は指摘 北海道

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住民は

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  さらに倶知安町は「定率制」、北海道が検討しているのは「定額制」で、税金が2つの方式にわかれてしまいます。

 「新たに北海道の定額(制)がくるとシステム改修費が発生する。どういう手間が生まれるのかなと事業者として不安に思っている」(ペンションアリス 早川貴士代表)

 北海道が開いた説明会では…。

 「宿泊業者としてデメリットばかりで、何のためにやるんだという気持ちでいっぱい」(事業者)

 「徴収された税でどういうものが形になったなど、導入したあかつきには明確にしてほしい」(事業者)

 「なぜ宿泊業者が徴収者として負担しなきゃいけないのか」(事業者)

 宿泊税に詳しい神奈川大学の青木宗明教授はこう指摘します。

 「北海道は広すぎるので、宿泊税をやるなら市町村の方がむしろ(課税を)把握できる地域。結果、(宿泊税を)これに使ったんだという話にしていくべき。道民の幸せの上に観光地が成り立っていて、どういう土地にしたいのかというのをきちんと語ってほしい」(神奈川大学 青木宗明教授)

 北海道は5月中にもすべての自治体に対して説明会を行うことにしています。