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80歳のおばを鈍器のようなもので数十回殴り殺害し現金21万円を奪う…一審で「無期懲役」判決を受けた52歳男の控訴審判決 「判決に不都合な点はない」一審通り無期懲役 札幌高裁

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 8年前、北海道釧路市でおばを殴って殺害し現金を奪ったとして、一審で無期懲役の判決を受けた男の控訴審判決で、札幌高裁は被告の控訴を棄却しました。

 釧路市の無職、田中治樹被告(52)は、2016年1月、釧路市の住宅で田中弘子さん(当時80歳)の頭などを鈍器のようなもので数十回殴り殺害し、現金約21万円を奪った強盗殺人の罪に問われています。

田中治樹被告(52)

田中治樹被告(52)

 一審で「無期懲役」の判決を受けましたが、弁護側は「時間的に犯行は困難」などと無罪を主張し控訴していました。

 7月16日の控訴審判決で、札幌高裁の成川洋司裁判長は「判決に不合理な点はない」などとして被告の控訴を退け、一審通り無期懲役を言い渡しました。