<ススキノ首切断>「おわび申し上げたい」母・浩子被告が遺族に謝罪…「どうしてできないのだろう」 “親子の距離"が生じたきっかけは単位制高校卒業めぐる自らの発言と説明「おそらく娘に聞かれていた」
そして、迎えた浩子被告の7回目の裁判。
「Q遺族に対する気持ちは?」(弁護側)
「もしこのような事件が起きなければ大切な家族と過ごす時間がまだまだあった」
「取り返しのつかないことになった」
「深くおわび申し上げたい」(すべて浩子被告)
浩子被告は時折、声を震わせながら遺族への謝罪の気持ちを口にしました。
凄惨な事件を引き起こした娘・瑠奈被告のことを「お嬢さん」と呼び、「私は奴隷です」などと誓約書を書いていた浩子被告。この異様な親子関係はどのようにして形成されていったのか、きっかけを証言しました。
「Q瑠奈と呼べなくなったのは何歳ごろか?」(弁護側)
「(瑠奈被告が)19歳から20歳にかけて」(浩子被告)
「Qきっかけは?」(弁護側)
「私の中で後悔しているのは単位制の高校で同級生が次々と卒業していくが、娘は単位が足りなくて卒業できなかった。そのときに口にしてしまったのが『どうしてできないのだろう』。それをおそらく娘に聞かれていた。ものすごく後悔している。そこから距離を置かれている」(浩子被告)
浩子被告が法廷で明かした親子の「距離」。深い後悔も口にしました。