札幌市の路線バス 2024年12月から 30円値上げ"へ 運転手確保・収支改善・路線維持のため…実質27年ぶりの料金アップ

　運転手不足やバスの減便が相次いでいる札幌市で、バス会社が路線バス運賃を2024年12月から30円値上げすることになりました。

　札幌市はバスの運転手の確保や、バス会社の収支改善、路線維持につなげるため、運賃の値上げに向けバス会社や市民の代表などによる協議会を立ち上げ、値上げ額などを議論しています。

12月に30円値上げへ

　1月24日に開かれた協議会では、バス会社が12月に30円の値上げをすることが報告されました。

　路線バス運賃の値上げは、2014年に消費増税に伴う10円アップを除くと、実質27年ぶりとなります。