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児童虐待を生き延びた「虐待サバイバー」 周囲からトラウマ理解されず"孤立"も 動き出した支援「困りごと」に応じて支援へ

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「うれしい」

「うれしい」

 見落とされてきた虐待被害者のケア。

 丘咲さんは大人になっても続く苦しみや孤独を受け止め、必要に応じて支援制度も紹介します。

 「本当に死ぬしか方法がないぐらいに追い詰められていたときに、頼れる制度とか、支援とかが何もない。自分と同じような人を作り出さないように、支援できるようなことをやっていきたい」(丘咲さん)

 丘咲さんは虐待の経験を打ち明けられる数少ない存在。生きる力をくれます。

 大学の卒業式にも来てくれました。

 自分を虐待した家族とは連絡を絶っているゆうさん。

 丘咲さんは、晴れ姿を見せたいと思うたった一人の大人です。

 「すごい。おめでとう、どう?」(丘咲さん)
 
 「すごい、だって卒業できると思っていなかったから、嬉しい」(ゆうさん)

 「よく頑張ったよね」(丘咲さん)

 「本当に頑張った」(ゆうさん)

 「よく頑張ったよね」(丘咲さん)

 「おめでとう、本当におめでとう」(丘咲さん)

 孤独の中にいた虐待サバイバー。

 あなたは悪くないよ、そう言ってくれることが小さな光になります。