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インフルエンザ"ワクチン"足りない! 「予約開始3日で完売」 12月に延期の人も 札幌市

2017年11月3日19:05
 11月3日から3連休という方も多いと思いますが、3日夜から一気に寒さに磨きがかかりそうです。

 11月はインフルエンザの予防接種を受ける人が多くなる時期ですが、2017年はワクチンの不足で異変が起きています。

 3連休初日の11月3日。札幌市は時折、日差しも出て、行楽にはまずまずの天気となり、円山動物園では、親子連れでにぎわいました。ただ、残り2日の連休は一気に冬の寒さがやってきます。

 吉井庸二気象予報士:「4日と5日は、今季一番の寒気が流れ込みます。4日は広い範囲で雪が降ります。道北地方は、最大15センチから20センチの雪が降り、平地でも雪が積もりそうです。5日も、日本海側は、午前中を中心に雪降ります。札幌市は9℃で、寒さが続きます」

 季節は週末から、一気に秋から冬へ移行します。そこで気になるのが、インフルエンザです。

 北海道立衛生研究所によりますと、先週の時点で、室蘭、稚内、千歳の3つの保健所管内で流行開始の目安を超えていて、すでに患者数が増加傾向にあります。

 11月は予防接種を受ける人が増える時期ですが、2017年は、ワクチン不足で異変が起きています。

 札幌市民:「この子たちが通っている小児科は、12月中旬までは(予約がいっぱいで)、出ているということなので」

 札幌市民:「予約開始から約3日で完売しちゃって、結局約3件電話して、ようやくって感じですね」

 何が起きているのか。札幌市内のこの病院で現在、保管しているワクチンの量は例年よりも少ないといいます。

 医大前南4条内科 田中裕士院長:「うちの場合は、例年より5~10%少ないです」

 なぜ、ワクチンが不足しているのでしょうか?

 医大前南4条内科 田中裕士院長:「もともと予定していた、A型の株の発育が悪く、途中で違う株に変更になりました。それで製造が少し遅れているというのが、大きな原因です」

 2017年はワクチン製造の方針が変更された影響で、製造開始が約1か月遅れたため、ワクチンが不足するという事態が起きたのです。

 医大前南4条内科 田中裕士院長:「13歳以上の方は、2回打っている人もいたんですけど、それは1回にしていただくということにしています。12月まで待ってもらって、対応しています」

 ワクチン不足による混乱は、まだ続くのでしょうか。

 医大前南4条内科 田中裕士院長:「例年ですと11月に割り当てが決まって本数が決まるんですが、2017年は、12月になっても、まだ製造元から供給されるため、12月にはまた新たに入るようです。慌てなくていいと思います」

 厚生労働省では、最終的には2016年ワクチンを接種した人数と、同じ程度の量を確保できる見通しだとしています。

 ワクチンを待ちながら、うがい手洗いの予防が重要と言えそうです。

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